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エンドツーエンド(end-to-end)の学習評価とは、教育の一端(end)である「教員」と、もう片方の一端(end)である「学生」の二者をつなぐ、架け橋としての学習評価を指します。それは最初の興味喚起から始まり、総括的評価、フィードバックループデータ分析まで、学生の学習活動すべてをサポートするものです。評価は(形成的であれ総括的であれ)学生の学習状況を把握するのに役立ち、学生と教員の間にコミュニケーションを生み出します。学習評価のおかげで学生は学習の次のステップを知ることができ、教員は学生の学習状況を把握し、それに応じてカリキュラムを調整することができるようになります。

エンドツーエンドの学習評価は、教員による指導が起点となります。ここでは、エンドツーエンドの学習評価を始めるための指導方法と、その過程で誠実性を保持する方法を詳しく見てみましょう。


  • 指導の初期段階で明確な学習目標を設定する

誠実なエンドツーエンド評価を行うための最初のステップは、学生への期待値を設定することです。学生は何を学ぶことが期待されているのか、その学習目標に向けての学習過程はいかなるものか。ルーブリックなどを用いて早いうちに学習目標を提示することで、学生は学習に優先順位をつけ、評価のための準備をすることができます。また、教員も、学習目標に沿って指導と評価を構築することができます。


  • 指導と評価を一体化させる

テストするものを教える、つまり、指導と評価を一体化させることで、エンドツーエンドの誠実な学習評価を実施できます。試験や小テストと一体となった指導は、学生への公平性を確保するとともに、学習状況を正確に測ることにつながります。そうすることで学生の学びを促進し、学習成果を向上させられるでしょう。


  • 学習状況のデータを得る

形成的評価に対する学生の反応を分析することで、指導効果を測ります。項目分析と呼ばれる手法です。評価とは、学生が学習内容を習得しているかを測定し、教員と学生の両方が次のステップを決定する分岐点となります。学生は何を学んで、何を習得してないのかを知り、指導と学びをつなぐための、次の一手を考えましょう。


  • 学生の学びに焦点を当てる

教員が評価に即した指導を行っても、学生が教えられた内容を習得するとはかぎりません。ディラン・ウィリアムズは「我々がいかに慎重に指導を計画し、実施しても、学生が何を学ぶかを確実に予測することはできない。学生への教育活動が意図した結果をもたらしているのかどうかは、学習評価によってのみ分かる。評価は、まさに指導と学びの架け橋なのだ」と述べています(2013)。学生が最も苦手とするトピックや誤解の多い箇所を見直して学習を補完しましょう。そうすることで、期末試験などの総括的評価も学生の学習過程の一部となり、さらなる学習に役立ちます。


指導と評価を一体化させることにより、指導と学びのあいだに橋を架け、学生と教員をつなぐ誠実な学習評価を実施することができます。学生と教員の間にうまれるコミュニケーションにより、教員は学生を見守って学習をサポートし、学習目標に到達させることができます。