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大学における研究公正(リサーチ・インテグリティ)の進展 後編

前編に引き続き、本エピソード後編では、ロイヤルメルボルン工科大学(RMIT)ダニエル・バー博士が、大学における研究公正(リサーチ・ インテグリティ)の進展についての議論を続けられ、研究公正の原則の普遍性を提唱されます。

ダニエル バー 博士 | ロイヤルメルボルン工科大学

前編に引き続き、本エピソード後編では、ダニエル・バー博士が、大学における研究公正(リサーチ・インテグリティ) の進展についての議論を続けられ、研究公正の原則の普遍性を提唱されます。バー博士は、 研究のベストプラクティスについて世界共通の理解を得るために、研究公正の度合いを示す指標について考察されます。

このような研究ガイドラインの適用可能性を示すために、バー博士が参加されているアジア太平洋経済協力(APEC) プロジェクトの概要について述べられます。このプロジェクトは、 アジア太平洋経済協力会議加盟国間での研究者交流や共同作業における問題点を解決するものです。 誠実で信頼できる研究とは何かを定義するためのガイドラインがあれば、研究公正を促進することができると述べられます。

バー博士は、問題解決のための研究を通じて地域社会に貢献したいと考える機関が増えていることを述べられ、 このニーズがアジア太平洋経済協力プロジェクトにどのように反映されるかを考察されます。バー博士は、将来の政策に反映させ、 教育訓練を充実させ、研究プロセスにおける関係者の信頼を構築するための基準に関するコンセンサスの作り方について述べられます。

最後に、バー博士は、研究公正への取り組みが断片的であることが成功の妨げになっていると述べられ、 研究公正に対する大まかな取り組みを卓越する必要性について主張されます。バー博士は、これをどのような形で実現するか考察されます。 一例として、研究者仲間によって承認された研究公正をめぐる文化やコミュニティを強化するための資格認定制度について述べられます。

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