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大学における研究公正(リサーチ・インテグリティ)の進展 前編

本エピソード前編では、ダニエル・バー博士が、オーストラリア ビクトリア州のロイヤルメルボルン工科大学(RMIT) の研究公正主任顧問として、「責任ある研究活動」の実施を促進する役割について、お話を伺いました。

ダニエル バー 博士 | ロイヤルメルボルン工科大学

本エピソード前編では、ダニエル・バー博士が、オーストラリア ビクトリア州のロイヤルメルボルン工科大学(RMIT) の研究公正主任顧問として、「責任ある研究活動」の実施を促進する役割について、お話を伺いました。 国内外の大学における研究者と博士課程の学生など、 研究者と学生の研究におけるガイドラインとその適用についての幅広い議論の基礎となるものです。

バー博士は、研究公正顧問(RIA)の役割を定義し、研究コミュニティのメンバーをサポートし、 公共の利益を守るために大学が研究公正顧問を設けることの重要性を述べられます。また、研究公正顧問の活動を支えるオーストラリア研究行動規範 (Australian Code for the Responsible Conduct of Research) の最新版についても触れられます。

研究公正(リサーチ・インテグリティ)分野での進展について、バー博士は、「研究公正とは何か」についての狭い定義によって、 いかに努力と成功が妨げられているかについて述べられます。バー博士は、明確さと関連性を高めることで認識と理解を向上させ、 これらの原則の取り込みを促進する、有益な概念の必要性を提唱されます。

また、研究の信頼性を損なう「ハゲタカジャーナル」や「ハゲタカ出版」を排除するため、 研究公正を維持する上での重要な課題を述べられます。最後に、 責任ある研究の実践と望ましい成果を得るためには何が最も効果的であるかを見極めるため、より多くの「研究の研究」が必要であると指摘されます。

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