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お問い合わせ
早稲田大学
50,000
全学部生
導入開始
2012年 4月
場所
東京都新宿区
Feedback Studio
LMS
2012年 - 2019年
Course N@vi
2020年
Waseda Moodle
教育機関タイプ
四年制 私立 総合大学

永間 広宣様/
情報企画部マネージャー(情報システム担当)
兼 教務部調査役(オンライン授業支援担当)

柴山拓人様/
情報企画部マネージャー

概要

クラウドベースの剽窃チェックソリューションTurnitin Feedback Studioを全学で導入し、学生に対する課題、レポート提出や評価を管理する LMS ツールと連携。

「検討当時、Turnitinの製品は国内の大学ではあまり認知されていませんでしたが、海外に目を向けると、有名大学の多くがTurnitinの製品を利用していました。導入するにあたり、国内で既にTurnitiの製品を導入している大学に訪問し、視察させていただきました。日本語剽窃チェック機能もすごく精度が高く、他のツールや自社開発中のシステムと比較検討した結果Turnitin Feedback Studioの導入を決定しました。」(永間氏)

1

2012年から学生への剽窃防止の抑止力としてTurnitin Feedback Studio を導入開始

2

教員の剽窃チェック作業を半自動化させたことで、チェックの精度が向上し、工数が大幅に削減された。

3

新型コロナウイルスの影響により課題提出が全てオンライン化。学生の教育指導ツールとして利用が増加。


早稲田大学が直面していた課題

学生が提出するレポートに対して、教員がその内容を評価、チェックする作業に多大な労力が掛かっていた。 特にWebサイトからの文章のコピーや他人が作成したレポートからの複製などの不正が無いかを、教員が手作業でチェックする作業は膨大な工数を必要としていた。多くの教員が不正を検出するのに試行錯誤をして対処していた。

「2007年度から独自開発のLMS(Course N@vi)の利用を始めました。その後、順調に利用者が増えるに伴い、大学での授業に対する学生の理解度を測るための課題及びレポート提出は、従来の手書きのレポート提出から、LMSを利用した電子ファイルでの提出が増えてきました。すると、いわゆるコピペによるインターネットからの剽窃が容易に出来てしまうこともあり、不正な論文が散見されるようになりました。教員によるチェックする作業は膨大で負担も大きくなり、早稲田大学の情報企画課では、剽窃を検知するシステムを導入した方がいいという声があがり、システム導入に向けた検討に着手していました。」(柴山氏)




Turnitin Feedback Studioの選定ポイント

  • 剽窃に対する検索対象論文データベースの豊富さ
  • 多言語での類似度判定
  • クラウドでのサービス提供
  • LMSツールとの連携機能
  • 独自の類似度判定ロジック
  • 随時、蓄積されるインターネット情報を自動アーカイブ化
  • 類似度検出対象の設定機能
  • 類似度検出対象として希望する特定のデータベースのアーカイブ追加機能
  • 判定結果の処理速度の早さ



早稲田大学でのTurnitinの活用状況

導入当初は、不正行為の抑止力として Turnitin Feedback Studio を利用することが目的でしたが、提出前に、学生自身が類似度判定結果を自由に閲覧できてしまうこと、剽窃探知を回避する学生が増えてしまうこと懸念し、教員のみが論文やレポートの類似度判定の結果を確認できるように設定した。


「類似度判定結果が高いからといって全てが剽窃扱いになるとは限らないということを教員の方々に理解していただくことが大切です。類似度判定の結果の数値だけで判断をしないように、必ず結果の中身を確認し、それが本当に剽窃に当たるのかということを教員がしっかり見極めることが必要です。また、実際に剽窃行為と疑われる事象が発覚した場合、各学部の執行部と相談してから、学生の指導にあたって欲しいと伝えています。」(永間氏)


「早稲田大学でTurnitin Feedback Studioが積極的に利用される様になったきっかけは、研究論文などにおける不正に対する注目が高くなった2015年前後くらいからでしょうか。論文に対するチェックが強化され、学内でもTurnitin Feedback Studioを積極的に活用するニーズが高まり、利用率がかなり向上しました。また、近年の利用状況としては、2020年から新たなLMSツールWaseda Moodleを導入し、引き続きTurnitin Feedback Studioと連携しています。新型コロナウイルスの影響で、2020年春学期は全科目オンライン化を行った結果、多くのレポートが一斉に提出され、Turnitinの利用が急増しました。また類字度判定機能に問題が発生した際、非常に多くの教員から問合せがあったことからも、学内での利用者の増加とシステムの利用が定着していることを実感しています。」(柴山氏)


Turnitinに対する要望

新型コロナウイルスの影響もあり、授業及びレポートのオンライン化が急拡大しており、1日で18,000件以上のレポートをTurnitin Feedback Studioで処理しているため、Turnitinには高速処理、安定稼働が非常に重要と考えている。また、今後は日本語の縦書きレポートへの対応や、他言語の論文を日本語に訳して提出した場合の検出など、剽窃及び不正の高度化やニーズの多様化への対応を期待している。



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