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お問い合わせ
上智大学
15,000
全学部生
導入開始時期 
2009年
場所
東京都千代田区
Feedback Studio
LMS
Moodle
教育機関タイプ
四年制 私立 総合大学

生熊 宏崇 様 / 情報システム室

概要

上智大学で標準的に利用している学習管理システム(LMS:Moodle)にTurnitin Feedback Studio (以下、TFS とする)を連携させることで、学生のレポート提出から評価への一連の流れを変更せずに、剽窃チェック機能と充実したフィードバック機能付加することができた。

まずは国際教養学部の授業で行う英語の論文やレポートの剽窃チェック機能としてクラウド版のTFS が導入された。2013年に学習管理システム(LMS:Moodle)をアップグレードする際、TFS については、利用した教員からの評価が非常に高かったことから、TFSをMoodleへ組み込み、全学へ展開されることとなった。

TFS の利用対象者を管理・制限する手間がなくなったことにより、TFSの全学部への展開が可能となり、上智大学内での剽窃チェック機能への関心や利用が一気に加速した。 また、学習管理システム(LMS:Moodle)とTFS は連携されているため、教員や学生はTFSの利用方法をほとんど意識する必要がなく、LMS上へレポートを提出するだけで、TFSの剽窃チェック機能はバックグラウンドで処理され、LMS上に類似スコアなどが自動的に反映される。

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国際教養学部の授業で行う英語の論文やレポートの剽窃チェック機能としてクラウド版のTFS が導入された。

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2013年にTFSをMoodleへ組み込み、全学へ展開

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新型コロナウイルスの影響により課題提出が全てオンライン化。学生の教育指導ツールとして利用が増加。

「Moodle内でTurnitinを利用していることで、機能の質問や問題が発生した際に、Moodle管理者として利用者画面を閲覧できます。効率的なサポートができるようになったことも、Moodleと連携させてTurnitin Feedback Studioを活用する利点だと思います。」

- 生熊 宏崇 氏, 上智大学, 情報システム室


Turnitin Feedback Studioの選定ポイント

  • 学内にすでに導入されていたMoodleとシームレスな連携が可能
  • 学生のレポート同士での類似チェックが可能
  • 教員から学生への評価フィードバック機能の利便性の高さ

「普段はMoodleで課題を管理しているのに、最後の剽窃チェック機能だけを別のシステムで行うというのは利用者にとっては不便なので、Moodleと連携して利用できていることは非常に良いと感じています。」(生熊氏)


Moodle と連携させた課題提出画面

画面右下に表示されている類似スコアをクリックするとTurnitinのレポート画面が表示される 




上智大学での活用状況

TFSとMoodleを連携させたことにより、学生が課題やレポートの提出場所に迷うことがなくなり、”どこに課題を提出すれば良いかわからない””IDやパスワードを忘れてしまった”といった問合せが減った。学生はMoodleを使用しているつもりでTFSを使用しているため、サポート窓口も一元化でき、運用コストを考えても学内でのTFS利用に対する評価は高い。

情報システム室ではMoodleと連携後に利用促進の一環として、教員へのTFSの利用説明会を行い、多くの教員が TFS を理解している。特に今までWordのコメント機能を利用して一つずつ添削していた教員にとっては、フィードバック機能により今まで大変だった作業が簡単にできるようになったと実感されている。また、通常の課題提出でも、昨年の生徒の課題のコピーであったり、学生レポート同士の剽窃チェックができるのは実用的と認知されている。

実際に2016年に教員・学生に対して行ったTurnitinの利用者アンケートの結果では、「TFSにファイルをアップロードしたことはありますか?」という質問に関しては *72%が Yes と回答しており、TFSを使用した感想の結果を見ても、比較的高い割合でTFSの存在を意識しており、有用性を感じていることがわかる。(*上智大学調べ:2016年度Turnitin利用者アンケートより)

新型コロナウイルスの影響により、昨年のLMS利用者と比較すると、2020年4月からの半年間でさらに利用者が増え、学生・教員含めほぼ全員がLMSを利用している。コースの作成数に関しては、*3倍近く増えており、Moodle内で作成されたコースに提出された課題はバックグラウンドでTFSの剽窃チェック機能により類似スコア結果が表示されている。(*上智大学調べ:Moodleログイン数年度別比較データより)



今後の展望

大変満足している。授業のオンライン化で利用者が急増したことにより、ほぼ全学生と教員が使用するようになってきたため、使い方に慣れていない方でもスムーズに利用できるように引き続きサポートを展開していきたい。

生熊 宏崇 氏, 上智大学, 情報システム室

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