Manuscript with arrow icon Book and magnifying glass icon Cross-check icon Process checklist icon Reputation ribbon icon Graduation cap icon Question speech bubble icon Headset call icon Mobile phone call icon Login arrow icon B+ Paper Icon Becoming B+ Paper Icon Checkmark Paper Icon Feedback Speech Bubble Icon Feedback Double Speech Bubble Icon Similarity Check Icon Professional Development Icon Admin Training Icon Instructor Training Icon Student Training Icon Integrations Icon System Status Icon System Requirements Icon Menu Icon Checkmark Icon Download Icon Rubric Icon Prompt Icon QuickMark Set Icon Lesson Plan Icon Success Story Icon Infographic Icon White Paper Icon White Paper Icon Press Release Icon News Story Icon Event Icon Webcast Icon Video Icon Envelope Icon Plaque Icon Lightbulb Icon Insights Lightbulb Icon Training Icon Search Icon User Icon Privacy Icon Instructor Icon Instructor-1 Icon Investigator Icon Admin Icon Student Icon Voice Grammar Icon Turnitin Logo (Text and Icon) Icon Facebook Icon Twitter Icon LinkedIn Icon Google Plus Icon Lightbulb Icon Binoculars Icon Drama Masks Icon Magnifying Glass Icon Signal Check Indicator Bars Red Flag Icon Analysis and Organization Icon
お問い合わせ

ニュースレターの
ご登録について

ターンイットイン・ジャパンが配信するニュースレターは、下記フォームからご登録いただけます。

ご登録はこちら


以前のブログで説明したとおり、当社の類似性の指標が盗用・剽窃の指標にはなりません。むしろ類似性チェックは、学生の学習成果をサポートする優れたツールであり、客観的なデータを提供することで、教員がアカデミック・インテグリティ(学問における誠実性・公平性・一貫性)について包括的に指導し、学生がそれを理解するのに役立ちます。Turnitinのツールはすべて、教員や管理者がより多くの情報に基づいて、より適切な意志決定が行えるよう、コンテクストや情報を提供するために設計されています。

アカデミック・インテグリティと盗用・剽窃には大きな違いがあります。人口知能(AI)ツールの発展がめざましい世界では、独自の成果物を定義するために用いる境界線そのものが曖昧になるので、アカデミック・インテグリティとさらには研究公正(研究における公正性・誠実性・高潔性: 研究者が研究活動に取り組む際に守るべき行動基準)の重要性を強調し、今後、教育と研究のテクノロジーとイノベーション、さらには盗用・剽窃に関してAIがどのような役割を果たすのかを見極めることが重要です。

いまだかつてないほど世界が繋がりあっているいま、真実がこれまで以上にもろく感じられることもあります。10年前は、人間のような AIによる言い換えサービスは存在せず、第三者による論文代行や受験代行サービスもありませんでした。それがこの3年の間に、文章や画像の生成・操作のなかで驚くほどの理解力と直感力を発揮する、強力なAI アーキテクチャの出現を目の当たりにしています。重要なのは、これらのテクノロジーが研究的な探究心により存在しているのではなく、商業利用できる製品として、すでに一般大衆が活用しているということです。これらのテクノロジーの出現は、これまで教員や管理者がTurnitinに頼っていたアカデミック・インテグリティに関する判断が、突如として格段に複雑になったことを意味します。まるで10年前、オセロをしていた私たちが、いまでは、15次元チェスをしているかのようです。

また、これらのテクノロジーは、指導と評価、フィードバックに関する教育実践を一変する、またとないチャンスをも意味します。AIにより教員はより良いコメントをより迅速に書き、より具体的で個別のフィードバックを提供し、学生が支援を必要とする箇所に関する洞察を、より早く学生のもとに届けることができます。

いま私たちが取り組んでいるのは、この変化と機会、課題をいかに受けとめ、最良の教育実践につながる製品、機能、サービスに変えるにはどうすればいいか、ということです。当社の製品やサービスにより、教員が教育でもっとも重要なことに集中するのに役立ちたいと考えています。教員の時間節約に役立ち、より良いフィードバックを提供し、学生の学びを促進する製品やサービスを提供したいと思っています。

難しい問題ですが、私たちは困難に立ち向かいます。私たちは、次世代のTurnitinの製品や機能を作りだすデータサイエンティスト、エンジニア、製品マネージャーのチームへ投資を続けています。また、アカデミック・インテグリティを育み、学生の学びを向上するのに役立つ方法を常に模索する研究者チームにも、継続的な投資を行います。私たちは未来を楽しみにしていますし、皆さんもそうであると願っています。

もしそうでなければ? 私たちの準備が整っていようともいまいとも、AIはすでに日常に存在しています。実際に、「また、これらのテクノロジーは…」で始まる段落から、この段落の直前までの太字で書かれた箇所はAIによって書かれた文章なのです。この記事の前半部分を自分で考えて書くのに1時間ほどかかりましたが、 AI(今回はGPT-3を利用)はたった2秒で残りを書き終えました。 

AI がTurnitinの技術的な未来において重要な役割を果たすことは明らかです。しかし、AIは道具であり、確かに複雑ではありますが、ハンマーやドライバーとたいして違いはないことを常に覚えておく必要があります。AIはうまく活用すれば、かつては想像もできなかった規模のメリットをもたらしてくれるものだと信じています。世界中の学生と教員が学習成果を向上するのに役立つために、私たちTurnitinがこれらのテクノロジーをいかに活用するかを、今後、多くの記事で紹介していく予定です。