campaign
【11月2日 プレスリリース】AIライティングを検知する機能を搭載したiThenticateの最新版2.0を提供開始
詳細を読む
cancel
ブログ   ·  

Turnitinのソリューションを組み合わせて、学習評価の効果を高め、迅速なフィードバックを実現する | ターンイットイン

Feedback StudioとGradescopeを併用する方法

The Turnitin Team
The Turnitin Team
Gretchen Hanson
Gretchen Hanson
Director, Product Marketing

学生の学習状況は多種多様で、それぞれの状況に応じた支援とフィードバックが必要です。学生の成長には教員の存在が欠かせません。教員は、 個に応じた行動可能なフィードバックを実施することで学習機会を提供し、学生が前に進み続けられるよう支援します。その目標に向けて、 Turnitinは学生と教員、双方の活動を支えるために、あらゆるタイプの学習評価を支援する製品を開発し、迅速な採点と、 公正かつ即時のフィードバックの実現に取り組んでいます。

多くの授業で、小テストや解法を具体的に書かせる宿題といった形成的なチェックから、 小論文や多肢選択式の定期試験といった総括的な課題まで、学生の成長を測るためにさまざまなタイプの学習評価が用いられています。多様な出題形式を取り入れることで、学生の学びをより深く理解し、 より良い学習成果を達成できるようサポートしましょう。Turnitinのソリューションを組み合わせることで、いかなる出題形式にも、 どのような学習環境(対面、オンライン、ハイブリッド)にも適切に対応できるので、教員の採点スピードが上がるとともに、 学生は次に進むために必要なフィードバック素早く受け取ることができます。

この記事では、学習目標の達成に向けて、学生のレポート類似性チェック・ライティング指導ツール Feedback Studio、及びデジタル採点の学習評価ツールGradescopeをうまく併用する方法を紹介します。

小論文や長文のレポートの場合

Feedback Studioは盗用・剽窃の可能性を特定し、 独自の成果物を作るための批判的ライティングスキルを確実に学生に身につけさせるという点で、世界的な評価を得ています。 フィードバックと採点のための強力なツールを活用することで、教員は効果的かつ意味のあるフィードバックを学生に提供する方法を、 柔軟に選択できます。

ウェブ版のGoogle DocsやMicrosoft Wordのアドオンで、リアルタイムのライティング支援ツール Draft Coachを活用することで、 学生は執筆中にリアルタイムで引用方法のガイダンスを受けたり、適用される文法規則を確認したりして、盗用・ 剽窃のない成果物を作ることができます。

解法を書かせる宿題、問題集、紙ベースの試験、マークシート試験の場合

授業では小論文だけが評価に用いられるわけではありません。その他のタイプの評価にはGradescopeが役立ちます。多くの授業で、学生が概念をどのように学び、 どのように応用しているのかを可視化するために、「解法を示す」形式の問題を出題し、証明や図式、短い文を書かせることがあります。 この数年間ですべてがデジタル化されたように感じますが、紙ベースの試験は学生を評価する方法として、いまだに教員から根強い支持を得ています。 Gradescopeでは光学式文字認識(OCR)技術を用いて、手書きの解答をデジタル処理するので、 採点のスピードアップと公正性の強化が期待できます。紙の試験に加えて、マークシート試験や、 グループプレゼンテーションなどプロジェクト課題の記録物、美術課題や音楽の録音・録画も、学生が簡単にアップロードできるので、迅速かつ公正な採点を実施できます。

Feedback StudioとGradescopeをお使いの学習管理システム(LMS)とさせることで、 ワンクリックで名簿や成績を統合し、課題、成績、データを一括管理できます。

Feedback StudioとGradescopeの併用例

Turnitinの目的は学習全体をサポートすることです。形成的な教育ツールとして効果をさらに高めるために、 当社の製品の有効な組み合わせ例を紹介します。

  • 文学の授業:小論文やライティング課題にFeedback Studioを活用し、 毎週の読解課題についての紙の小テストには授業内でGradescopeを使用する。
  • 芸術史の授業:美術作品を識別する短答式小テストやマークシートの中間試験にはGradescopeを、 期末レポートにはFeedback Studioを活用する。
  • 心理学入門の授業:受講生が大人数になることの多い授業でも、毎週の読解小テストを学生に課すことができる。 学生が手書き解答を自分のスマートフォンで撮影してGradescopeに直接アップロードし、AIアシスト採点を活用する。他方、 小論文や体験レポートはFeedback Studioで提出する。
Feedback StudioとGradescopeの併用により、実現できること
  • さまざまな出題形式:エッセイや長文記述課題、マークシート試験、宿題、解法を書かせる問題、音声や動画の録音・録画、 あらゆるタイプの紙ベースの試験と、自由に出題形式を選ぶことができます。
  • アカデミック・インテグリティの保持:問題や選択肢のランダム化、複数バージョンの作成、時間制限機能、 意図的なテキスト複製や論文代行利用の可能性に対するフラグ付け機能を通して、匿名採点と 不正行為の防止を実現します。
  • 形成的な学習の最大化:さまざまなタイプの形成的評価を実施することで、学生の学習目標の達成状況を理解できます。また、 迅速かつ公正なフィードバックで学生との信頼関係を築けます。
  • タイムリーな学習支援:Draft Coachの活用で小論文の執筆中にリアルタイムで引用や文法のガイダンスを受けることができます。また、 モバイルアプリを使って提出物の写真を撮り、Gradescopeに直接提出することができます。
  • 質の高いフィードバックの促進:Feedback StudionのQuickmarks機能を使うと、 ルーブリックの項目に関連したコメントや総括的なコメントを残すことができるので、学生がどこが足りなかったのか、 どのように改善すればよいのかを理解することができます。
  • 採点時間の短縮:教員用ツールでは、事前にアップロードしたルーブリックや、 動的に作成されたルーブリックを柔軟に活用することができます。また、AI採点支援機能により類似の解答がグループ化されるので、一括採点や、 コメントの再利用が可能です。採点にTurnitinのソリューションを用いることで教員の時間を節約し、有益な情報をできるだけ早く学生に届けることができます。

Turnitinでは、教員の採点の負担を軽減し、学生の学習目標達成を支えるためのソリューションの開発を続けています。 Feedback StudioとGradescopeは、さまざまな評価形式や指導方法に対応した最適な授業ツールです。 組み合わせて活用することで、あらゆる教育機関で柔軟に使える、包括的な学習評価ソリューションになります。